2月の珈琲

私の兄は前職で郵便局のATMをまわり、現金を回収する仕事をしていたので、多摩地区の郵便局を中心にその界隈の地理はすべて頭の中に入っているそうです。

ブルーボトルは「コーヒー界のアップル」と呼ばれているようですが、会社を会社で例えるそんなことよりは間違いなく、うちの兄は「コーヒー界のマップル」の方が、世間にもよく通用すると思うんです。

そういう謂わば兄弟のようなものですから、ジェームスフリーマンのリップサービスで、リスペクトする日本のコーヒー店にうちの名前を言ってもらう気配りくらいしてほしかったと思います。

 

上野公園の朽ちた蓮池を鑑賞しながらそんなくだらない事を考えていましたら、自分みたいなものは今生きているだけで感謝しないとなと、謙虚な気持ちになりました。

そういう謙虚さが切欠になったわけではありませんが、良くも悪くも謎多きフェアトレードコーヒーの世界に足を踏み入れてみようと思います。

 

今月より東ティモール／レテフォオ村珈琲の取り扱いをはじめます。

亀田の柿の種を食べながら飲むとワインのような風味が広がります。