ドリップバッグのコツ
只今売り出し中のドリップバッグですが
美味しく飲むには、なかなかコツが必要な気がしています。
脱酸素材による香りの損失、不織布とペーパーの違い、粉の少なさなどで、通常のドリップコーヒーとなんか違うなあと思うのは、別のものなので仕方ないのですが、簡単で気軽なものだから味はイマイチと思っちゃうのは今日でサヨナラ!きっとこうしたら少し良くなるかも!
お店でつくっているドリップバッグです。
手詰めなのでちょっと大変です。
種類は、白と茶色の2型展開で
コレは白の少し軽めのコーヒー、
現在はエチオピアのナチュラルとブラジルとペルーのブレンドです。
切り込みがあるのでそこから開けます。
開けるときに中身を破いてしまわないように
中身を、開け口と反対に寄せてから開けるが
オススメです。
中にはこういったものが入っています。
黄色のメンコみたいなのはエージレスという
コーヒー専用の脱酸素材です。酸素とコーヒーから出る二酸化炭素も吸いますので、袋が膨らみません。しかし、コーヒーの香りは二酸化炭素とともに出てしまうものもありますので、このへんのバランスがなかなか厄介ですね。
サイドにバインと開く取っ手がついてますので、右バイン、左バインと伸ばします。
勢いがいいと粉がこぼれてしまいますので、ゆっくりバインにして、マイカップの縁にかけます。
この時のカップは200ccくらい入る大きめにした方が、ドリップバッグが浸る分水位が上がりますので、やりやすくなると思います。
お湯は多めに沸かします。
なるべく細く注げるポットがあると
良いのですが、ないときは急須や醤油さしなんかでも十分代用ききます。
はじめにすごく少ない量の湯をポチョポチョかけることにします。
直接不織布にはかけないように粉の真ん中らへんにポチョポチョします。
先ほどのエージレスが同封されている場合
粉はほとんど膨らみません。
ヒタヒタにするような感じでやります。
このくらいの量までポチョりましたら
しばらく放置します。
これは少し湯量が多いですね。
この待ち時間を蒸らしと呼ぶことが多いです。
ドリップバッグの場合、蒸らしはじっくり
とったほうがいいと思います。
なぜかと言いますと濃くだしたいからです。
30秒でもかまわないと思いますが
3分だってかまいません。
別のことやりながら少し忘れちゃっても、きっと問題なしです。
こんなものと思ったところで
真ん中らへんに湯をかけます。
これは少し勢いをつけすぎましたのと
意外とガスがまだ残っていました。
できれば、このときは写真のように泡が
でない方が良いです。
なるべく湯溜まりをつくらないように、チョロチョロやります。
湯溜まりをつくるというのは
こういう状態で、タプタプのやつのことです。
ふつうに飲むときは、これの繰り返しでも良いのですが
今回はこうせずに、低い位置でチョロチョロ
濃いの出すようにします。
だいたい50ccくらいを目処に出します。
写真はちょっと多いですね。
薄くなってしまっていますが、とても濃い
少量のコーヒーと思ってください。
混ぜます。濃度を均一にします。
こうしましたら、これをお湯で薄めます。
もっと混ぜます。
はじめは50cc程度の湯で割って
濃かったらまた薄めて、お好みの濃度に仕上げます。
はじめに濃く出す事で、香りや味が強くでていたり、ドリップの後半にでる嫌な味が入らないので綺麗な味のコーヒーになります。
湯で割る前の濃いコーヒーに牛乳をいれれば
しっかりコーヒー味のカフェオレもできます。
わたしはカフェオレにしてみました。
コーヒーにニガニガしたやつが少ないので
多少砂糖をいれた方がまとまりがあって
良いと思いました。
飲んでみた感想は、けっこう、いいじゃんいいじゃん!!
こんな感じのドリップバッグコーヒーは、今週いっぱい特別価格の1つ130円です!
よろしくお願いいたします!