手網虎の穴
今日は煙突のお掃除のついでに
もらっておいて溜めてしまったサンプル豆を
手網焙煎しました。
これはタンザニアの、とある豆です。
となりの畑でとれたかとれないか
くらいの違いですが、そういうのをロット違い
と言います。
オークションロットでもない限り
あんまりそういうケースでわけてとる事は
少ないのですが、このタンザニアはロット違いでタイプAタイプBとあって、どちらが好みか
選んだりします。
手網はほとんどやりませんが、お店で使うコーヒーのほとんどは、こういうサンプルをとって
実際に焼いてみて、どうかなこうかなと
判断してみたりして、買ったり買わなかったり
しています。
どのくらいか忘れるくらいの
久しぶりの手網焙煎でしたけど
なんかとても良い感じに焼けたと思いますが
どうなのでしょうか。
焙煎度は二ハゼのピークすぎで
だいたい14分30くらいなので、
いつもとは量も違いますが、四十肩で
つらいので、時間もだいぶ短めにしました。
二ハゼというのは焙煎中に豆がピチピチ言ったりパチパチ言ったりするあたりのことです。
二ハゼはその2回目のやつで、音はピチピチです。今時は二ハゼいれない浅めのコーヒーが
増えてますが、うちは二ハゼからのコーヒーばかりで、やってる人間もコーヒーも昭和の面影
が残っていますね。
手網をやると、独特の香ばしいにおいがして
お店をはじめる前のときを思い出します。
焙煎後のコンロ周りのように、後悔とか、そういう気持ちでいっぱいになります。
どうしてこんなこと書いているかというと
焙煎した豆を冷まして置いておいたのですが
どっちがタイプAでタイプBか、わからなくなってしまって、自分が嫌になったからです。
きのうは帰り際にシロップ容器のガラス瓶を
全部割ってしまいました。
でも、こういう時自分のお店だと
誰かに謝らなくて済むからちょっと気が楽だなあと思いました。お兄ちゃんごめんなさい。
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