ギャンブルもやらず、お酒も飲まず、禁煙にまで成功してしまい
男の嗜み的なものには生まれてからずっと縁がなく(車とか腕時計とか)
趣味といえば不調な腹のマッサージと、島忠の犬コーナーを
のぞきに行くくらいだった謙虚な人生を送る私にも
珈琲という、ささやかですが、情熱をそそげる物事が見つかりました。
だから、川越の田んぼに車輪がはまった時のように、ぬるぬると沈み
のめり込んでいく私が、風呂場でブツブツと独り言を言い出すように
なったとしても、おおらかに見守っていてほしいと思います。