ブレンド珈琲をめぐる冒険
ブレンドコーヒーとは
2つ以上の異なる豆を混ぜて作るコーヒーの
ことを言いますが、日本におけるブレンドコーヒーは、事情や背景はともかく、味の調整よりも創造に重点が置かれている事が多く、メインのブレンドコーヒーにはお店の名前をつけたり、そのお店の顔にもなるようなものですので、お店のコーヒーにとってはとても大切な位置にあると思うのですが、非常にまずい事に、私はブレンド作りがとても苦手です。
いまのところ10数種類のブレンドを考案したりパクったりしてきましたが、途中これはと思えたものを、恐れ知らずにも田町のダフ二桜井氏に意見を求めたところ、いろいろ混ぜ過ぎと一喝された思い出もあります。
私がブレンドコーヒー作りを苦手とし、どうにも気乗りしない理由のひとつには、洋服のサイズに身体を合わせてきた貧しい性格がゆえの、限りない自由を楽しめないところに問題があるのだと思います。
次回はそのあたりを無視して
過去の作品を振り返ってみたいと思います。